NO. 11~20「オブジェクトの平原」感想
親記事はこちら↓
ここでは「オブジェクト」という考え方が現れ、新キャラとしてお友達の「カメ」がでてきます。
このカメがなんとも言えない表情をしているのは置いておいて、前回の記事で懸念していた角度指定の問題はどこへ行ったのか、「サルを30° 回転させる」といった指令ではなく「サルをバナナがある方向に回転させる」という画期的な指令を出せるようになります。
このturnTo先輩とカメくんとはこの先も長い付き合いになるので、NO.100までクリアしてからこの辺りを振り返るとなかなか感慨深いものがありますね。
カメを動かす時には、例えば「turtle.turnTo banana」というコードになるのですが、スペルはコード記述画面下の方にある「該当するボタンを押せば自動で記述してくれるやつ」を使えば問題ありませんが、「.」を「,」に間違えるキッズが多発しないか心配です。キーボードに赤い丸シールとかつけてあげるといいと思います。
「ここもダルいわ~~」という人もいるかと思いますが、次から「繰り返し」の指令がはじまることで記述短縮&ちょっと難しくなるので、いい感じになるかと思いますよ(・ω・)ノ
<もくじ>
☆NO. 11~20「オブジェクトの平原」感想(いまここ)
※無料版でもここまでトライできます
NO. 0~10「はじめての森」感想
親記事はこちらです↓
「はじめての森」は、いわばチュートリアル的な問題が続きます。モンタはこうやって動かすんだよ~~というのを学びながら進んでいきます。
※ここからNO.30までの問題は、なんと誰でも無料で体験できちゃいいますよ!
このステージで地味にひっかかるキッズが多そうだなーと思うのが、モンタを角度指定して回転させるとき。
+方向の回転は「左回り」なんですが、これが分度器と逆なんです。分度器!懐かしい!
なんとなーく角度って右回りに増えていくイメージがある人(わたしです)は、この分度器のイメージが残っているのではないでしょうか。
そのイメージが残っていると、モンタの角度を変えるときに見当違いの方向をむかせてしまってイラっとすることになります。(ちゃんと最初の説明アニメを見れば左回りなのわかるのですが)
大人がやるにはちょっとだるいステージかと思うので、キッズ達に指導するイメージを膨らませながら取り組むか、バナナを必死に集めるモンタに強く感情移入するか、どちらかで楽しむのがおすすめです(・ω・)ノ
<もくじ>
☆NO. 0~10「はじめての森」感想(いまここ)
※無料版でもここまでトライできます
コードモンキーで星3つ取れなかった時にどうするか
とよはしプログラミングチャレンジに参加中、コードモンキーのNO.100までをクリアしてきました。
さて、コードモンキーでは基本的に画面にある「バナナ」を全部サルに取らせることができれば「クリア」になります。
ただ、同じクリアでもコード内容によって星1つ・星2つ・星3つの評価に分かれます。
星が足りない時は「〇〇行でコードを書いてみよう!」といった「星3つにするためのヒント」がさりげなく表示されます。
ここで「同じ問題をもう一回やる」か「次の問題へ進む」かはプレイヤーの自由です。
自分でやる分にはまぁ好きにしたらいいと思うんですが、お子さんにやらせたり生徒さんに教える場合は「星3つになるまでやり直す」か「さっさと次に行く」かは地味に「プログラミングが嫌になるかどうか」に関わる気がします。
星が1つや2つだと、とにかく悔しい!といった時には何回でもやり直した方がいいでしょうし、次の問題が気になってしょうがなかったり何回やり直しても星3つにならず段々嫌になってきた…という時にはさっさと次へ進んだ方がいいですよね。
最初やったときはどう頑張っても星2つ止まりだった問題が、全部クリアしてからやり直すとびっくりするくらい簡単に星3つとれることもありますよ(・ω・)ノ ※実体験
自営オカン、コードモンキーNO.100クリアする。
前回の記事で「NO.100で詰まってる!」と書いていましたが…
こちらの記事↑でNO.99までの感想をまとめつつ何回もNO.100をやり直していたところ、「あっ、ここかよ~~なんか余計なコード入れてた~~」というところが判明し、無事にクリアできました。
とよプロでの特別ライセンスでトライできる最後の問題となるNO.100は、いわゆる「基礎編の総仕上げ」な内容です。
それまで「穴埋め方式」のような問題だったのが、最後に「記述式」になった感じです。さあ、これまで学んだことをフルに使って解いてみよう!みたいな。
そう書くと難しそうですが、全然わからなかったら少し前の問題から復習していくと、ちゃんとわかるようになっています。あとは猫がいつ起きるか次第です(←※NO.100やるとこの意味がわかるかと思います)
※「コードモンキー」なのにネズミになっていますが、ストーリーの都合上、途中から動かすキャラクターがサルからネズミに変わっています。たぶんNO.101からサルに戻ります。
さ~これで1周目は終わり、今度はキッズの気持ちになりながら2周目かな、と思いつつふと見ると星を一つ取り逃している問題がありました…(必ずしも星3つ取らないと先へ進めないわけではないのです)
やっぱり何事も反復ですからね。また何回か繰り返しつつ感想をまとめていきたいと思います(・ω・)ノ
コードモンキーNO.99クリアまでの感想まとめ
とよはしプログラミングチャレンジに参加中、特別ライセンスでコードモンキーのNO.100までをトライしています。
※コードモンキーってなに?という方はこちらから↓
ゴリゴリ解いていってNO.99までクリアしましたが、(※正確に言うとNO.100で詰まってる)ここまでのステップごとの学習概要と感想のまとめです。
人によっては「ええ~100問もあるの!?」と思われるかもしれませんが、各単元ごとに本当に簡単な設問から、少しひねった設問、自力で考える設問…というように、ひとつの知識を段階ごとに学べるようになっています。
かわいくてシュールなイラストマップ。
そのステージのバナナを全てサルに取らせることができれば、クリア!最大で星3つの評価が付きます。
余分なコードが多かったりすると星が少なく、もっと効率的にプログラムできないかどうか「やり直し」で再トライすることもできます。
各段階ごとの感想については、個別の記事にまとめていきますね(・ω・)ノ
<もくじ>
※無料版でもここまでトライできます
そして、NO.100へ…
がんばれモンタ!バナナを取りながらプログラミングを学ぶ「コードモンキー」ってどんなもの?
ゲームでプログラミングを学ぼう! コードモンキーとは「とよはしプログラミング・チャレンジ2017」で採用されているオンライン教材です。
コードモンキーは15年以上からプログラミング教育を必修にしているイスラエルから生まれた教材。その他の国でも使われているそうです。(以下引用)
■CodeMonkey(コードモンキー)について
“Write Code, Catch Bananas, Save the world”コードモンキーのストーリーは、サルの「モンタ」がゴリラにバナナを奪われてしまうところから冒険が始まり、友だちのカメやヤギと協力して道中様々な障害物に遭遇しながらバナナを獲得していく。しかし、モンタは人間の言語を理解できないため、効率よくバナナを獲得するには、問題点と解決策を見つけ、コンピューター言語の「コード」で表現しなければいけない。関数や繰り返し処理を使ってモンタに指示を出しながら、プログラミングの基礎を学習する。
*学習言語:CoffeeScript
*対応機器:Windows、Mac、タブレット
*参考動画:https://youtu.be/o3geZ_0r_3Q
どんな感じのゲームかは、動画をご参照くださいね!
モンタがね、バナナを取られてしまうんです。ゴリラに。
しかしゴリラはそこらじゅうに(モンタから奪った)バナナを落としながら去っていったようで、それを回収していくのをプレイヤーがプログラミングをしながらサポートしてあげます。
すぐそこにあるバナナでも、きちんとコードを書いてあげないと取れないモンタ……ちょっと記述をミスると取れそうで取れないバナナ……
上手くいくと本当にスカッとして、モンタと共にその喜びを感じられます。がんばれモンタ、がんばれプレイヤー!
必修化まで3年! 子どものプログラミング教育ってどうなの?
2020年とえば東京オリンピックですが、プログラミング教育が必修化される年でもあります。
ちょうどうちの子どもがドンピシャこの世代、おそらく後の世で「プログラミング教育第一世代」的な感じで言われる年齢です。
おそらく現場の教員の皆さんが一番不安になっていそうですが、プログラミングとは縁遠かった親御さんもうっすら不安に感じているのではないでしょうか。
個人的な意見としては「プログラミングがつまらない・自分には無理だ」と思わせないような教育をしないと本末転倒である、ということです。
プログラミング教育必修化の背景や、海外との比較あたりはここの記事がわかりやすいです。
序盤の内容で脱落者が大勢いそうですが、注目したいのは記事の最後にあるプログラミング教育に関するアンケート結果で「勉強させたくない」と回答した方の意見です。
一方で「勉強させたくないと」回答した方の理由としては、下記のものがありました。
- プログラミングより学習すべき学問があると思う(英語力の強化など)
- 小学生の時は読み書き演算(国語算数)の演習の時間を増やして、基礎を徹底的に習得させたほうがいい
- 教員にどれだけのスキルが身についているかが不安
- IT技術職に就くとも限らないのにプログラミングを学ぶことのメリットがわからない
言い換えてまとめなおすと、小学校のプログラミング教育について否定的な人は
- 優先度が低いと考えている(国語算数英語に比べて)
- 指導者・指導方法に不安がある
- メリットを感じない
と感じているようです。「そうそう!」と思う方や「そんなことない!」と思う方、それぞれいらっしゃるかと思いますが、皆さんはどう思いましたか?
長くなってきたので詳しくは後日別記事で扱いたいと思います(・ω・)ノ