とよはしプログラミングチャレンジする自営オカン

”豊橋市民総メンター”によるプログラミング教育を推進するらしいモデルプロジェクトに参加しています

自営オカン、コードモンキーNO.100クリアする。

とよプロ2017参加中!

 

前回の記事で「NO.100で詰まってる!」と書いていましたが…

こちらの記事↑でNO.99までの感想をまとめつつ何回もNO.100をやり直していたところ、「あっ、ここかよ~~なんか余計なコード入れてた~~」というところが判明し、無事にクリアできました。

 

とよプロでの特別ライセンスでトライできる最後の問題となるNO.100は、いわゆる「基礎編の総仕上げ」な内容です。

 

それまで「穴埋め方式」のような問題だったのが、最後に「記述式」になった感じです。さあ、これまで学んだことをフルに使って解いてみよう!みたいな。

 

そう書くと難しそうですが、全然わからなかったら少し前の問題から復習していくと、ちゃんとわかるようになっています。あとは猫がいつ起きるか次第です(←※NO.100やるとこの意味がわかるかと思います)

 

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※「コードモンキー」なのにネズミになっていますが、ストーリーの都合上、途中から動かすキャラクターがサルからネズミに変わっています。たぶんNO.101からサルに戻ります。

 

さ~これで1周目は終わり、今度はキッズの気持ちになりながら2周目かな、と思いつつふと見ると星を一つ取り逃している問題がありました…(必ずしも星3つ取らないと先へ進めないわけではないのです)

 

やっぱり何事も反復ですからね。また何回か繰り返しつつ感想をまとめていきたいと思います(・ω・)ノ

コードモンキーNO.99クリアまでの感想まとめ

 とよはしプログラミングチャレンジに参加中、特別ライセンスでコードモンキーのNO.100までをトライしています。

 

※コードモンキーってなに?という方はこちらから↓

 

ゴリゴリ解いていってNO.99までクリアしましたが、(※正確に言うとNO.100で詰まってる)ここまでのステップごとの学習概要と感想のまとめです。

 

人によっては「ええ~100問もあるの!?」と思われるかもしれませんが、各単元ごとに本当に簡単な設問から、少しひねった設問、自力で考える設問…というように、ひとつの知識を段階ごとに学べるようになっています。

 

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かわいくてシュールなイラストマップ。

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そのステージのバナナを全てサルに取らせることができれば、クリア!最大で星3つの評価が付きます。

 

余分なコードが多かったりすると星が少なく、もっと効率的にプログラムできないかどうか「やり直し」で再トライすることもできます。

 

各段階ごとの感想については、個別の記事にまとめていきますね(・ω・)ノ

 

<もくじ>

NO.  0~10「はじめての森」感想

NO. 11~20「オブジェクトの平原」感想

NO. 21~30「ループ・アイランド」感想

 ※無料版でもここまでトライできます

NO. 31~45「バリアブル・バレー」感想

NO. 46~55「アレイの沼」感想

NO. 56~70「フォーの森」感想

NO. 71~85「ファンクション牧場」感想

NO. 86~99「アンティル砂漠」感想

 

そして、NO.100へ…

 

がんばれモンタ!バナナを取りながらプログラミングを学ぶ「コードモンキー」ってどんなもの?

ゲームでプログラミングを学ぼう! コードモンキーとはとよはしプログラミング・チャレンジ2017」で採用されているオンライン教材です。

 

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コードモンキーは15年以上からプログラミング教育を必修にしているイスラエルから生まれた教材。その他の国でも使われているそうです。(以下引用)

■CodeMonkey(コードモンキー)について
“Write Code, Catch Bananas, Save the world”

コードモンキーのストーリーは、サルの「モンタ」がゴリラにバナナを奪われてしまうところから冒険が始まり、友だちのカメやヤギと協力して道中様々な障害物に遭遇しながらバナナを獲得していく。しかし、モンタは人間の言語を理解できないため、効率よくバナナを獲得するには、問題点と解決策を見つけ、コンピューター言語の「コード」で表現しなければいけない。関数や繰り返し処理を使ってモンタに指示を出しながら、プログラミングの基礎を学習する。
*学習言語:CoffeeScript
*対応機器:WindowsMacタブレット
*参考動画:https://youtu.be/o3geZ_0r_3Q

 

どんな感じのゲームかは、動画をご参照くださいね!

 

モンタがね、バナナを取られてしまうんです。ゴリラに。

 

しかしゴリラはそこらじゅうに(モンタから奪った)バナナを落としながら去っていったようで、それを回収していくのをプレイヤーがプログラミングをしながらサポートしてあげます。

 

すぐそこにあるバナナでも、きちんとコードを書いてあげないと取れないモンタ……ちょっと記述をミスると取れそうで取れないバナナ……

 

上手くいくと本当にスカッとして、モンタと共にその喜びを感じられます。がんばれモンタ、がんばれプレイヤー!

 

コードモンキーは最初の30問まで無料で体験することができますよ(・ω・)ノ

必修化まで3年! 子どものプログラミング教育ってどうなの?

2020年とえば東京オリンピックですが、プログラミング教育が必修化される年でもあります。

 

ちょうどうちの子どもがドンピシャこの世代、おそらく後の世で「プログラミング教育第一世代」的な感じで言われる年齢です。

 

おそらく現場の教員の皆さんが一番不安になっていそうですが、プログラミングとは縁遠かった親御さんもうっすら不安に感じているのではないでしょうか。

 

個人的な意見としては「プログラミングがつまらない・自分には無理だ」と思わせないような教育をしないと本末転倒である、ということです。

 

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プログラミング教育必修化の背景や、海外との比較あたりはここの記事がわかりやすいです。


序盤の内容で脱落者が大勢いそうですが、注目したいのは記事の最後にあるプログラミング教育に関するアンケート結果で「勉強させたくない」と回答した方の意見です。

 

一方で「勉強させたくないと」回答した方の理由としては、下記のものがありました。

  • プログラミングより学習すべき学問があると思う(英語力の強化など)
  • 小学生の時は読み書き演算(国語算数)の演習の時間を増やして、基礎を徹底的に習得させたほうがいい
  • 教員にどれだけのスキルが身についているかが不安
  • IT技術職に就くとも限らないのにプログラミングを学ぶことのメリットがわからない

 

言い換えてまとめなおすと、小学校のプログラミング教育について否定的な人は

  1. 優先度が低いと考えている(国語算数英語に比べて)
  2. 指導者・指導方法に不安がある
  3. メリットを感じない

と感じているようです。「そうそう!」と思う方や「そんなことない!」と思う方、それぞれいらっしゃるかと思いますが、皆さんはどう思いましたか?

 

長くなってきたので詳しくは後日別記事で扱いたいと思います(・ω・)ノ

市民総メンターとは!? 非専門家によるプログラミング教育は成立するの?

とよはしプログラミング・チャレンジ2017(とよプロ2017)では、「豊橋市民総メンターによるプログラム教育の推進」が掲げられています。ちょ、待ってくださいね、この時点で読む気が失せている方もいるかもしれませんが、恐れ入りいますが少し我慢してください。

 

多くの方々が「プログラミング教育」というだけでめまいがしてくるかと思いますが、「メンター」とか言われちゃうと卒倒しそうな勢いなのではないでしょうか。

 

まず「メンター」自体の意味についてはコトバンク先輩にお任せしようと思います。

 

要は「うまいことアドバイスや指導してくれるポジションの人」ということです。

 

「教育」というと、いわゆる「先生」という立場の人がやるものと思いがちですが、とよプロ2017では「市民みんな」がメンターとして「うまいことアドバイスしたり指導する」ことによってプログラミング教育を推進していくんですね。

 

市民の市民による市民のためのプログラミング教育、といったところでしょうか。(ちがったらごめんなさい)

 

 

 

「ええー! そんな、専門家じゃないのにプログラミング教育なんて出来るの??」と思う方もいらっしゃるでしょうが、プログラミンではないものの講習を生業にする者(わたしです)として、「非専門家による教育の大切さ」はとても強く感じています。

 

 

特に「入門レベル」の人々に教育するためには、そのレベル層の視点(どこにつまづくか、どういう基礎知識はあって、どういう基礎知識を持っていないか)がものすごく重要です。

 

ここで、いわゆる「プログラミングの専門家」の視点とは(おそらく専門家たちが想像しているよりも)遥かに差があるのです。

 

この「専門家バイアス」をとっぱらうに最も簡単で的確な方法は「非専門家をカリキュラム提供側に入れる」こと。

 

市民に広くプログラミング教育を推進するために、市民に広く「教える側」に回ってもらうのは、遠回りなようで最も的確な方法だと共感しました。

 

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まぁでもいきなり「豊橋市民総メンター!」って言われると思わず引いちゃうのが日本人のメンタリティですよね。

 

そこで逆にグッと心惹かれた人(わたしのことです)が豊橋市によるコードモンキーの無料ライセンス配布に応募したことと思うので、いったいどんな人々が集まるのか、ライセンス取得者向け講習会が今から楽しみです(・ω・)ノ

無料ライセンスを1000人に配布!豊橋市が市民へのプログラミング教育に本気

とよはしプログラミング・チャレンジ2017(とよプロ2017)では、「コードモンキー」とくプログラミング学習ゲームが活用されています。

 

 

 

こちらはオンライン上でいつでもどこでも学習ができ、ごく簡単な内容から少しずつ学べるので、本当にプログラムの基礎知識の無い人(わたしのことです)でも「プログラミングをする感覚」から養うことができます。

 

このコードモンキーは100以上あるチャレンジ(問題)のうち、30チャレンジまでは無料で体験することができますが、それ以上進むには有料ライセンスが必要となっています。(30まででも十分おもしろいので、ぜひやってみていただきたいです)

 

しかしここで!とよプロ2017では事前に募集した希望者1000人に、コードモンキーで100チャレンジまでを取り組める特別ライセンスを無料で配布しました。

 

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プレスやSNSでも賑わっていたので、ライセンスに応募はしなかったけど「そういうことやってるんだ~」くらいに知っている方は多いかもしれませんね。

 

 

もちろんこんなブログを書いているくらいなので、私自身も特別ライセンス取得の申し込みを済ませ、配布初日の今日朝一番にライセンスを取りに行くという気合の入りようです。(※ただしプログラム前知識は無い)

 

母からは「タダより怖いものはないのよ!」と強くしつけられた自分ではありますが、この豊橋市の太っ腹なプロジェクトには本当にありがたく乗っからせていただきました。ありがとう無料ライセンス!

 

ということで、コードモンキーを使ったプログラミング学習と関連する発信にいそしみたいと思います(・ω・)ノ

「とよはしプログラミング・チャレンジ2017」ってなんなのよ

とよはしプログラミング・チャレンジ2017(とよプロ2017)とは、豊橋市豊橋の民間企業が連携して行うプロジェクトです。

 

www.city.toyohashi.lg.jp

 

プロジェクト期間は今月から2017年の末まで、大きく分けて4つの段階を踏んで進んでいきます。

  1. コードモンキーの特別ライセンスを1000人に配布
  2. 市民メンターを育成
  3. 子ども向けプログラミング講座の実施
  4. 海外の子どもたちとのプログラミングコンテスト&交流

 

※長くなりそうなので個別に記事を分けました 

 

 

プロジェクトの紹介から引用すると、

「IT先進都市Toyohashi」を目指し、”豊橋市民総メンター”によるプログラミング教育を推進

ということらしく、市民に広くチャレンジしてもらい、その中から指導者を育て、その人材で子どもたちに教育していくというのが大きな流れなんですね。

 

細かく見ていくとライセンス取得者向けの講習や、子ども向け放課後講座のスタートと絡めてあったりと、いろいろと準備されています。

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「職業プログラマーを増やそう!」というわけではなく、キッズからシニアまで「プログラミング思考」を育てて活用しよう!というナイスな取り組みのようです。

 

プログラミング教育は2020年から必修化されますが、うちの子どもはドンピシャその「プログラミング教育スタート世代」になるので、我が家にとってはかなり自分ゴトでもあります。

 

 

教育業界にに恨みがあるわけでもなんでもないんですが、個人的に公的な教育・塾などの教育に親が依存するのはいかがなものかと思っておりますので、家庭での教育や地域での教育はもっと推進したいですし、それに役立つ何かしらができればと考えています。

 

そこで、とよプロ2017にはかなり前のめりに参加しようと思っています。豊橋市民の方はもちろん、市外の方もブログ・SNSを通じてぜひお付き合いいただければと思います(・ω・)ノ